- 1 はじめに
- 2 注意点
- 3 スラムダンクとは
- 4 映画はどうだったか(結論)
- 5 映画を観るにあたって
- 6 いきなり沖縄
- 7 秀逸すぎるオープニング!<名場面1>
- 8 速攻アリーウープ!<名場面2>
- 9 絶好調の三井!<名場面3>
- 10 【回想】心を閉ざす母
- 11 後半開始前
- 12 リョータへの信頼!<名場面4>
- 13 桜木覚醒!<名場面5>
- 14 【回想】赤木の悟り!
- 15 【回想】リョータ始動!<名場面6>
- 16 河田兄の桜木マークへ
- 17 流川覚醒<名場面7>
- 18 蘇る男、三井!<名場面8>
- 19 桜木の決意!<名場面9>
- 20 兄を超えるリョータ!<名場面10>
- 21 リョータの成長<名場面11>
- 22 伝説のブザービート<名場面12>
- 23 リョータと沢北<名場面13>
- 24 感動の秘密は
- 25 「THE FIRST」の意味は・・・
- 26 予告編
- 27 漫画スラムダンク紹介
- 28 まとめ
はじめに
のんです!
みなさん!映画「THE FIRST SLAM DUNK」はもう観ましたでしょうか?
僕は、先日2回目を観ました。
この映画は、僕がとくにオススメする名作です。
特に、高校時代にジャンプでリアルタイムに読んでいたスラダン世代には特別な思い入れがあるのではないでしょうか?
そこで、スラダン世代の僕から観た映画の名場面について記事にしました。
注意点
この記事はネタバレを含みます。
スラムダンクとは
バスケットボールを題材にした井上雄彦による日本の漫画作品。
『週刊少年ジャンプ』にて、1990年(42号)から1996年(27号)にかけて全276話にわたり連載 〜途中省略〜2023年2月時点で全世界でのシリーズ累計発行部数は1億7000万部を突破している。
引用:-SLAM DUNK- Wikipedia
映画はどうだったか(結論)
メチャクチャ感動!2回目でも何度も泣きました!
映画を観るにあたって
随分前だけど、2009年放送のNHKプロフェッショナルで観た井上先生は、体を壊すほど自分を追い込み、作品に真摯に向き合っている姿勢が感動的でした。
この放送から分かったのは、
井上先生は
「とにかく妥協が大嫌いな人」
ということです。
だから僕は、この先、井上作品のアニメ化はないと思っていました。
それはリアルの2巻でのあるシーンから「井上先生は当時アニメ化されたスラムダンクに不満だったのでは?」と感じたからです。
リアルの2巻でのあるシーン
↓
出典:リアル(井上雄彦/集英社)
なので、スラムダンクが再びアニメ化されると聞いた時、僕は
「おいおい、井上先生は了解してるのか?」って思いました。
だけど・・・
予告ポスターで「監督/脚本 井上雄彦」だと分かり・・・
まじか!ってなりました。
© I.T.PLANNING,INC .© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
妥協しない男”井上雄彦”
そんな先生が監督・脚本の「THE FIRST SLAM DUNK」!!
そりゃーやべーに決まっているっしょ!!
僕は26年ぶりのスラムダンクを満喫するため、あえて情報をシャットアウト、漫画の読み返しもしませんでした!
そして、ついに映画公開!
当時、僕は課長昇格試験の真っ只中でしたが、構わず映画館に行きました。
それでは、以下にあらすじと僕のしびれた名場面と考察&感想を記載しました。
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
いきなり沖縄
映画は大きい少年と小さい少年のバスケシーンからスタート。
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このシーンに、僕は「だれ?」ってなりました。
大きい少年が小さい少年に「リョータ!」って話かけます。
ここで小さな少年が宮城リョータってことに気がつきました。
そしたらなんやかんやで、ソータ(リョータの兄)が海の事故で帰らぬ人に・・・。
僕は「何なに!?、リョータが主人公!?、どうなるの!?」
って考える暇もなくオープニングがスタート!
秀逸すぎるオープニング!<名場面1>
映画館で観る湘北5人の鉛筆画!メッチャ迫力〜!
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「井上先生の絵が・・・動いてる・・・」
これにはスラダン世代の心を鷲掴み!
そしてThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」が、イカツイ5人によく似合う!
まだオープニングなのに涙が出てきました。
そしたら次は「山王」登場!
出典:スラムダンク(井上雄彦/集英社)
「え!山王戦!?THE FIRSTなのに!?」
山王戦といえばスラムダンクで描かれる最後の試合!
僕は「なんでや〜!」って驚きの連発!思考が追いつかない衝撃でした!
すると・・・
速攻アリーウープ!<名場面2>
「は、はえー!」
TVアニメとは完全に別物!
漫画を超えるほどの純度の高いスピード感!
このスピード感には僕の心まで速攻されました!
「井上先生!さすがです!!」
って圧倒されていると・・・
絶好調の三井!<名場面3>
「オッケー、しかし今日の三井はいいぜ・・・山王よ」
出典:スラムダンク(井上雄彦/集英社)
出たーーー!!
やばい、かっこいい!
何を隠そう僕は三井ファン!
「ミッチー!」
心の中で叫んでました!
一方、深津に抑え込まれるリョータ。
「王者山王、これが日本一のガード・・・日本中のガードが心を折られた・・・」
と心の声を発します。
三井「引くなよ宮城!」
リョータ「引かねーよ!」
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この三井とリョータのやりとりは映画オリジナルですが、冒頭のソータの言葉「キツくても…心臓バクバクでも…めいっぱい平気なフリをする!」を思い出します。
そしてリョータは
「40分 つき合ってやるよ、この野郎!!」
と心の中で叫びます!
そして回想がスタート・・・
【回想】心を閉ざす母
このシーンではいかにソータがすごい選手で、さらに宮城家の精神的な柱だったのかが描かれます。
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このシーンは、辛い気持ちがあまりにも強く、理不尽な態度をとる母の「リアルな気持ち」が表現されていました。
後半開始前
三井「ここから別の試合が始まるぞ」
とリョータに声をかけます。
そしてリョータの「少年時代の三井との1on1」の回想シーンが始まります。
ここではリョータが三井に”兄の面影”を感じているような心理描写が印象的で、スラムダンクの新たな一面を感じました。
リョータへの信頼!<名場面4>
いよいよ、山王の反撃がスタート。
山王のキャプテン深津とエース沢北が二人掛かりでボール運びをするリョータをゾーンプレスで苦しめます。
ゾーンプレスとは
ゾーンディフェンスを相手チームがエンドラインからスローインする前から仕掛け、相手のミスを誘いボールを奪うための守備戦術を指す。
引用:-ゾーンプレス- Wikipedia
そこで湘北のタイムアウト
監督、安西先生は・・・
「30秒、呼吸しよう」
「私が山王ならまだゾーンプレスで行くでしょう」
「破られるか、または相手の心が完全に折れるまでは」
そして、
「折れないけどね」
と言い放つ!
僕は思わず「安西センセー(涙)」って感激しました。
そして安西先生の指示、
「三井くん、流川くん、君たちも前へ走っちゃおう」
そして安西先生は
「宮城君、ここは君の舞台ですよ」
と言葉をかけます。
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漫画では「湘北の切り込み隊長ですよ!」でしたが、映画はセリフを変えています。
この映画では「山王戦=ソータの夢の舞台」というバックボーンがあり、「この舞台」にかけるリョータの思いは半端でないでしょう。
こう考えると「湘北の切り込み隊長ですよ!」よりも「ここは君の舞台ですよ!」の方がしっくりきます。
セリフの1つ1つを見直す気配り、ここでも井上先生の作品への強いこだわりを感じました。
桜木覚醒!<名場面5>
これまでは、相手が格上高校でも互角以上の活躍をしてきた赤木が河田兄にはまったく叶いません!
また、エースの流川は天才沢北に完全に抑え込まれ、絶体絶命のピンチ!
ハラハラが止まりません!
そして安西先生は桜木をベンチにさげます!
「あきらめやがったな」と思う桜木。
安西先生が語ります。
安西「私だけかね…?まだ勝てると思っているのは…」
桜木「あきらめたんじゃなかったのかオヤジ……」
安西「あきらめる?」
安西「 あきらめたらそこで試合終了ですよ 」
でたーーーー!伝説のセリフ!
さらに
安西「君がオフェンスリバウンドをとれるならそれは・・・」
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桜木「4点分の働きってコトか!」
安西「それが出来れば君が追い上げの切り札になる」
ここめっちゃ好き!
スラムダンクの大きな魅力は、何と言っても主人公”桜木花道”の成長!
高校最強の山王に対し、安西先生は桜木が切り札という!
なくてはならない男に成長した桜木!
このシーンは
”スラムダンクの集大成!”
と僕は思います。
また、映画のこのシーンでは次の2つに点に漫画との違いを感じました。
一つ目は、安西先生が白髪鬼にならない。
二つ目は、控え選手の桜木への期待(ボールよ吸い付け)がより丁寧に描いている。
安西先生は恐怖で選手を動かす監督であって欲しくないし、控え選手が桜木に全てを託す大切なシーンなので、この2点の違いはとてもプラスだと感じました。
再び桜木がコートへ、その後のリバウンド映像は迫力です!
【回想】赤木の悟り!
反撃が始まりますが、ブレーキになってしまうのが赤木。
山王の河田兄に全く敵いません。そしてミスプレーから気絶。
気絶した赤木は夢をみます。
先輩が悪魔の姿で「どうせおまえはひとりなんだろ」とささやき、赤木はこの悪魔を潰して目覚めます。
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意識を取り戻すと、そこには赤木を起こすため手を差し伸べるチームメート。
起き上がった赤木に対し、何も言わず戻って行く4人。
赤木「そうか・・・俺の願いは、かなえられてる」
といい雄叫びを上げる。
このシーンは、漫画では魚住が桂むきをして「お前は河田ではない、泥にまみれろ」でしたが大きく変更されています。
魚住の桂むきは、正直、漫画の時にも違和感を感じていたので、この変更もプラスだと僕は思います。
そこで赤木は河田兄へのコンプレックスを振り払います。
【回想】リョータ始動!<名場面6>
宮城は兄との思い出の地、秘密基地を訪れ、兄のリストバンドと”打倒、山王”と書かれた月間バスケットボールを見つけます。
そしてリョータは、
「ソーちゃんごめん、なんでかな・・・オレ、かーちゃんを怒らせてばっかりだ」
「ソーちゃんがいれば・・・」と号泣します。
リョータは海を見つめ、決意の表情・・・
そしてドリブル練習とシャトルラン!
© I.T.PLANNING,INC .© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
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これまでリョータは兄の背中を追うことばかり考え、挫折してきました。
背中を追うのではなく、
ソータの夢だった「打倒、山王」を果たし兄を超える!
というこれまでと違う強い決意をこのシーンに感じました。
河田兄の桜木マークへ
そこで桜木と河田兄のリバウンド対決!
そして映像で観る河田兄の
「あれ・・・まだいる」に感動!
映像でみる桜木の身体能力の映像がすごい!
流川覚醒<名場面7>
追い上げを阻む天才沢北!
エース対決で流川を圧倒!
湘北の追い上げもここまで・・・と思いきや
ニヤリと笑い、流川が覚醒!
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チームのメンバーにパスを出し、キッレキレの動きで大反撃!
「なんだこの迫力映像は!!」
まじで反則でしょー!これは!
さらに安西先生の
チョーカッケーガッツポーズ!!
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さらに名シーンが畳み掛ける!
蘇る男、三井!<名場面8>
ボロボロの三井!
三井「アワくって止めに来た」
三井「もう、オレは腕もあがんねーのによ・・・」
三井にパスを出す流川!
敵(松本)「奴はうてねえ!」
流川「そんなタマじゃねーよな」
三井の3Pシュート
三井「静かにしろい」
パッツ(シュートが決まる音)
三井「この音が・・・オレを蘇らせる何度でもよ」
出典:スラムダンク(井上雄彦/集英社)
でたーーーー!!
オレの大好きなシーン!
スラムダンクの魅力の一つは何と言っても「三井寿の3Pシュート!」
かつてのスーパースター三井寿。
過去の過ちを償うため、
泥にもがきながら放つ3Pシュート!
これが僕は大好きです!!
かっけー!!
涙出た!!
桜木の決意!<名場面9>
追い上げムードの湘北、ただし残り時間は2分ちょい。
宮城に当たったルーズボールが場外へ。
三井が追う。
三井「あきらめるな!」
とそこへ
「どけーミッチー!!」と桜木がボールを追って場外へダイブ!
桜木は背中を激しく痛めます。
だけど・・・
この熱いプレーに観客が心を撃たれ「山王ファンが湘北を応援する」という感動シーン。
© I.T.PLANNING,INC .© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
負傷した桜木はベンチへ下げられます。
コートに戻るため、桜木は安西先生を説得します!
「オヤジの全盛期はいつなんだよ」
「オレは今なんだよ!」
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やばい!セリフを知ってても感動!
だけど、漫画にあった桜木の
「大好きです、今度は嘘じゃないっす」
が無かったのが残念!
多分、井上先生は散々検討してカットすることに決めたんだと思います。
たしかにこの映画のストーリ構成には、合わないのかもしれません。
僕は先生の判断を支持します。
兄を超えるリョータ!<名場面10>
終盤、再び山王のゾーンプレス!
深津・沢北の二人掛かりで宮城を襲います!
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そして宮城のインターハイ前日の回想へ。
回想では、ソータとリョータの誕生日が同じ日であることに触れ。
その夜、密かにソータのバスケット試合のビデオを観る母と、そんな様子を見てしまうリョータ。
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リョータが母への手紙をしたためます。
初めリョータは「生きているのがオレですみません」と書いてしまいます。
その手紙はクシャクシャにして書き直すのですが、これは多感な高校生のリアルな心情を描いたのだと思います。
そして手紙は・・・
「ソータを思い出すからバスケはイヤだったハズだよね」
「バスケを続けさせてくれてありがとう」
と書き直されています。
僕には似た境遇のお母さんの知り合いがいるので、感情移入で目頭が熱くなりました。
そして「ソータの立つハズだった場所に、明日、オレが立つことになりました」と締めくくられ。
手紙を読み終えた母は、山王戦会場へ。
そしてゾーンプレスに阻まれるリョータに母は、「いけ!いけ!」と激励します。
さらにアヤコさんの「いけ!」という叫びと共に・・・
深津と沢北のわずかな隙間に体をねじ込むリョータ!
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」
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そして流れる”第ゼロ感”!
僕はこらえきれず涙しました!
リョータの強気の決意と行動によって兄ソータを超えたシーン!
ここは僕の選ぶNo1シーンです!
リョータの成長<名場面11>
ここは映画オリジナルシーンです。
兄ソータを超えたリョータは精神的に成長、リーダーシップを発揮し、チームのみんなを集め指示を出します。
そして赤木はそんなリョータに円陣の掛け声を譲ります!
リョータ「俺たちならできる!」
リョータ「1・2・3・・・」
チーム全員「勝つ!」
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次期キャプテン・リョータを感じさせる熱いシーンでした。
伝説のブザービート<名場面12>
桜木から捨て身のパスを受けた流川!
深津を交わしシュート、逆転!
そして・・・
漫画史に残る伝説のシーン
無音の攻防へ!
このシーン、漫画では1話の中で発したセリフは桜木の一言のみ!
漫画大好きの僕は、
これを映像でどう表現するのか!?
めちゃくちゃ気になっていました!
そのシーンは・・・
爆音の劇版は鳴り止み・・・
チチチと刻む秒針のみ。
沢北の逆転シュートを決まる!
走る桜木!
ロングパスを邪魔する河田弟!
流川がドリブルが沢北を突破!
戻る沢北!
流川ジャンプ!
阻む沢北&河田兄!
振り向く流川!そして・・・
声なくつぶやく桜木!
流川、桜木にパス!
桜木のシュートと同時にタイムアップ!
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ボールが弧を描き、シュートが決まる!
流川と桜木の熱いタッチ!
そして
爆音の「第ゼロ感」!
演出、やばすぎでしょ!
桜木の”声のないつぶやき”もしびれました!
僕の脳内では
「左手はそえるだけ」
って聞こえました。
同じスラダン世代の人には、脳内補完によってこのセリフが聞こえたんじゃないかと思います。
リョータと沢北<名場面13>
そしてエンドロール終盤のサービスカット。
場所はアメリカ、沢北が記者からのインタビューに答えています。
インタビュー後、相手チームに映像が移り、
対戦相手にリョータの姿が・・・。
意外なシーンに驚きました。
これは日本人初のNBAプレーヤー田臥 勇太(たぶせ ゆうた)さんへのリスペクト。
そして若い人に田臥さんに続いて欲しいという井上先生の思いが込められた映像なのかも知れませんね。
感動の秘密は
「THE FIRST SLAM DUNK」の感動の秘密は・・・
井上雄彦先生の飽くなき向上心
だと思います。
監督・脚本の挑戦。
新たな視点でのストーリー。
動きの追求。
声優への指示だし。
これらには井上先生にとって新しい挑戦だったと思います。
難しい挑戦に、妥協なく、最高の作品を求め続けた結果がこれほどの感動を生んだ秘密だと思います。
「THE FIRST」の意味は・・・
井上先生は映画製作後のインタビューで、
「SLAM DUNKを随分前に読んだ人が“初めて観る”みたいなことができたら、それがいいんじゃないかなって〜途中省略〜初めて出会うみたいな出会い方をしてもらえたら嬉しいなと思いますね。そして、初めて観る人はもちろん、初めてだし」
と仰っています。
「THE FIRST」に込められた意味は、「この映画に初めての出会いを感じてください」ってことだと僕は思います!
初めはこのタイトルに、他のメンバーを主人公にした続編を期待しましたが、この映画にかけた半端ない時間(プロジェクトスタートから完成まで13年)について知った今は、「続編はないな」って思っています。
参考:映画で、もう一度『SLAM DUNK』に出会う
参考:最初の観客として観たいものを作る
予告編
© I.T.PLANNING,INC .© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
漫画スラムダンク紹介
まとめ
『THE FIRST SLAM DUNK』は漫画にまったく劣らない、サイコーーーーに熱い映画です!
絶対お勧めですので、是非とも観賞してください!
↓
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