こんにちは!かいです!
今回の記事は
・どうやって勉強すればいいの?
・独学のメリット・デメリットは?
と気になっている人におすすめです♪
結論、簿記2級は独学でも合格できます!
しかし独学が合う・合わないもあると思います。今回の記事が、独学のやり方の参考になると幸いです♪
日商簿記の基本情報
試験方法には、全国の商工会議所で一斉に行われる「統一試験」と、指定の会場で随時開催されている「ネット試験」の2種類があります!
試験日:年3回(2月・6月・11月)
受験料:3級 ¥2,850
2級 ¥4,720
試験申込:商工会議所に申し込む
試験方法:紙の答案用紙に記入
試験日:随時(ただし統一試験の前後は休止期間あり)
受験料:統一試験と同じ
試験申込:テストセンターにインターネット申込or直接問い合わせ
試験方法:パソコンで試験
合格の心得3つ
同じ参考書・問題集を何度も繰り返す
「たくさん教科書を使えば、くまなく情報を得られるぞ」
「色々な問題を解くためにも、問題集は何冊か持っていた方が良さそう」
と思う方がいるかもしれませんが、教科書・問題集は1冊ずつでOK。
同じ教科書・問題集を繰り返し使うことで、反復学習効果で知識が定着します。
教科書・問題集で大切なのは、何冊も使うことではありません。自分に合うものを使うことです!
私のおすすめ参考書は「みんなが欲しかった!簿記の教科書」シリーズ。
カラー印刷と可愛いイラストで見やすさ満点◎
解説もとても丁寧で、わかりやすい言葉で説明してくれます。
教科書と問題集が連動しているので、併せて使うと学習しやすいです!
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みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級商業簿記 第10版 [ 滝澤 ななみ ] 価格:1,540円 |
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みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級工業簿記 第6版 [ 滝澤 ななみ ] 価格:1,540円 |
ぜひ教科書・問題集を買う時は、書店で実際手に取って、自分に合うものを見つけてください♪
勉強計画を立てて実行し、モチベーションを保つ
勉強の計画を立てて、実行すると達成感を得られます。
その達成感が「明日も頑張ろう」とモチベーションに繋がるのです。
日々無理のない勉強計画を立てて、楽しくコツコツ続けましょう♪
よく出る問題を優先的に練習する
時間は貴重だから、できるだけ効率良く勉強したいですよね。
もし“試験合格“がゴールなら、試験によく出る問題が解ければ良いのです。
「なにがよく試験に出るのか」を調べて、優先的に学習・演習しましょう♪
どう勉強したか(勉強時間・やり方)
勉強時間
一般的に、独学で簿記2級合格のために必要とされている勉強時間は250〜350時間、勉強期間は4〜6ヶ月とされています。
私の場合、勉強時間は約250時間、勉強期間は6ヶ月。まさに平均。笑
1日の勉強時間は、約2時間でした!
正直毎日はできなかったり、休みの日にまとめて5〜6時間やったりとばらつきがすごいです^^;
また、半年間全く勉強しない期間もありました。
それでもブランク明け後、1ヶ月で無事合格できたので、やり方には自信あります!
やり方
おすすめのやり方は3つです。
- ゴール(合格)から逆算して、長期的・短期的な目標を立てる。
- 日常の習慣と勉強をひも付ける
- 自分を追い込まない。楽しむ。
以下順番に説明します!
ゴール(合格)から逆算して、長期的・短期的な目標を立てる。
まず試験日から逆算して、現在〜試験日までの大まかな勉強スケジュールを立てます。
「この日に合格するためには、いつまでに2級の復習を始めようかな」
「2級の復習をこの日までに始めるには2級の学習を何ヶ月で完了しようかな」
という様に、上から逆算して勉強の予定を立てました。
次に1週間or1日の達成ノルマを具体的に設定して、実行しました。
「1週間で教科書を1周1周読む」
「1日2問、問題集を解く」
と、必ず実行できる量を設定します。(できなかった時モチベが下がるから)
下に詳しく、私が実行していた勉強計画をご紹介しますので、よければご参考くださいm(_ _)m
日常の習慣と勉強をひも付ける
勉強のためだけに時間を作るのは結構難しいです。
いざ時間を作れたとしても、やる気が起きなかったり、集中力が保たないことも。
そこで、日常習慣のついでに勉強をしましょう♪
キーワードは、「ながら勉強」と「スキマ時間」です。
ながら勉強だと、例えば
- トイレの壁・洗面所の鏡周りなど、目に付くところに紙を貼る
- ごはんを食べながら、簿記関連のYoutubeを見る
- 家事をしながら、直近にやった勉強内容を頭の中で復習する
スキマ時間は、例えば
- 電車での通勤時間
- 会社での休憩時間
- お湯が沸くのを待っている間
他にも、「ご飯を食べ終わったら問題集1問」「夜寝る前に10分教科書を読む」とルールを設定すると勉強を習慣化できます。
とにかく少しでも学習を進めることが大事です。2〜3分と短時間でいいので、うまく勉強を日常に取り入れてみてください♪
自分を追い込まない。目指すは70点。
勉強は、楽しくコツコツ続けられるのが一番です。そのためには、自分のペースを守りながら、できる範囲で学習することが大切です。
例えノルマが達成できなくても、思うように勉強できなくても気にしなくて大丈夫です。応急処置があります。
例えば、定期的に「予備日(達成できなかったノルマをやる日)」や「ノー勉強デー」を設けることです。
あとは試験日が近くなったら、よく出題される問題だけを集中的に勉強するのも効果あります。
この「目指すは70点」という考え方は、石井和人さんの著作「公認会計士試験非常識合格法」がとても参考になるので、もしよければご覧ください!
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価格:1,650円 |
実際にやっていた勉強スケジュール紹介
私はこんなスケジュール感で学習しました!
■学習開始〜1ヶ月目:簿記3級を理解する
①1週間で教科書1周✖️3回
②1週間で問題集1周✖️1回
※1日のノルマは教科書(問題集)のチャプターを6で割って設定(7日のうち1日は予備日)
■1ヶ月目〜5ヶ月目:簿記2級を理解する
①1週間で教科書(工業)1周
②1週間で教科書(商業)1周
③ ①と②を交互に2回ずつ
④1週間で問題集(工業)1周
⑤1週間で問題集(商業)1周
⑥ ①〜⑤を繰り返す✖️2回
※1日のノルマは教科書(問題集)のチャプターを6で割って設定(7日のうち1日は予備日)
■5ヶ月目〜6ヶ月目:簿記2級を復習する
①1週間で教科書(工業)1周
②1週間で教科書(商業)1周
③1週間で問題集(工業)1周
④1週間で問題集(商業)1周
※1日のノルマは教科書のチャプターを6で割って設定(7日のうち1日は予備日)
※問題集は試験でよく出る問題(仕分け問題は除く)に注力。
独学のメリット・デメリット
メリット
費用が安い
かかる費用は教科書代・受験料くらいです。
一発合格の場合、約15,000〜20,000円で済みます。
スクールだと場所によりますが、大体40,000円〜80,000円かかります。
自分の好きなペースやタイミングで勉強できる
自分で計画を立てたり、勉強する時間を決められるので、自由です。
・仕事が不定休や忙しい人など時間を確保しづらい人
・スクールのように決められたカリキュラムで勉強するのが苦手な人
には独学がおすすめです。
デメリット
質問ができない
わからないところがあったら自分で調べなければいけません。
簿記関係のサイトは、多くが難しい言葉で解説されていて、理解しづらいです。
スクールなら自分がわからないところを、すぐに・わかりやすく教えてもらえます。
モチベーションの維持が大変
独学は、日々自ら勉強をやらなければなりません。
勉強する時間が自由な分、つい勉強をサボってそのまま辞めてしまう危険性もあります。
その点スクールだと、勉強する環境やスケジュールが整っているので継続しやすいです。
まとめ 簿記2級は独学でも合格できる!でも相性はあるので、自分に合った勉強方法で合格を目指そう!
まとめると
簿記2級は独学で合格できる
独学するなら
・試験日から逆算して勉強計画を立てる
・日常の習慣と勉強をひも付ける
・自分を追い込まない
のがおすすめ。
独学のメリットは
・費用が安い
・自分の好きなペースやタイミングで勉強できる
独学のデメリットは
・質問ができない
・モチベーションの維持が大変
です!
少しでも参考になると嬉しいです♪
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
