[現場の声]カフェで正社員って実際どうなの?現役カフェ店員が働き方・1日の流れをご紹介!
こんにちは!社畜あらため、かいです!
みなさんは、カフェはお好きですか?
おしゃれな店内、美味しそうな食事、明るくてゆったりとした雰囲気…
お店ごとに個性が溢れていて、カフェに行くとワクワクしますよね♪
中には好きが高じて、「カフェで働いてみたい!」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか?
今回は
- カフェで働いてみたい人
- 就職、転職先にカフェを考えている人
- 飲食業界の働き方の闇に触れたい人
に向けて!
同期が40人→8人に減った、新卒3年目の現役カフェ店員がカフェでの働き方、1日の流れをご紹介します!
なるべく、詳しく、わかりやすくお伝えできるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします!
※一人でも多くのかたが、カフェで就職してから「こんなはずじゃなかった」とミスマッチを起こさないようにしたいという思いで紹介するので、内容は赤裸々です。ご了承ください。
結論:拘束時間が長い&生活リズムがバラバラ
見出しから夢も希望もないことを言ってごめんなさい(^^;;
でもこれが現実です笑
これは、カフェに限らず飲食業界全体で共通して言えることではないかなと思います。
(もちろんお店によって差はあると思います。)
では、なぜ拘束時間が長くて、生活リズムがバラバラになるのか?
実際働いていて感じることを踏まえて、理由をお伝えします。
理由:①営業時間が長いから
まず、1つ目の理由は営業時間が長いからです。
これは正直お店や業態次第ですが、みなさんの身近な飲食店を思い浮かべて見てください。
朝早くから開店しているカフェや、昼はランチ営業で夜はバーというお店、24時間営業の牛丼屋さんなど心当たりがあるお店があることかと思います。
私の働いているカフェの営業時間は7:00〜22:00で、この時間帯は必ず人が居なければなりません。
実際社員の一般的な勤務時間はどんな感じか。理由:②を参照ください!
理由:②一日に2つの時間帯に入るから
2つ目の理由は、一日に2つの時間帯に入るからです!
どういうことかと言うと、カフェはシフト制で勤務します。
大まかに、早番・中番・遅番の3つの時間帯に分かれていて、社員は大抵「早番から中番」、「中番から遅番」と2つの時間帯にまたがって勤務します。
私の勤務先の場合ですが
早番…6:30 〜12:00
中番…12:00 〜17:00
遅番…17:00 〜22:30
となっているので、社員の一日の平均拘束時間は10時間30分程です。
(内休憩1時間)
これは、あくまで大体平均的にこんな感じというお話です!
実際は店舗によって異なります。
また、同じお店でも日によって違います!(早番だけの日とかもある)
※私の勤め先では、1ヶ月単位での「変形労働時間制」を設けています。
その為、残業は「一日の労働時間を超えた分」ではなく、「1ヶ月の決められた労働時間の合計を超えた分」が残業扱いになります。
つまり、極端に言うと、一日の労働時間がとてつもなく長くても短かくても大丈夫ということです!
理由:③シフト制で早番と遅番が混ざるから
3つ目の理由は、勤務がシフト制で、早番と遅番が混ざるからです!
これは、実際の私のシフト表です
このように、日によって勤務時間がバラバラなので、決められた生活リズムを確立させることは正直できないです。
また、私の勤め先では、遅番に入った次の日、早番に入るシフトがあったりします。(遅早と呼んでいます。)
遅早シフトの時は、お店の営業時間や店舗の立地によっては、終電で帰って、始発で出勤する場合もあります。
そういう日の帰りの電車の中では、「帰ったらいかに1秒でも早く寝るか」と帰宅してからの計画で頭がいっぱいになります笑
理由:④人手不足だから
4つ目の理由は、人手不足だからです!
みなさんは「人手不足」というワードを耳にしたことはあるでしょうか。
「少子高齢化で日本の未来は人手不足が確実だ」と言われていますが、飲食業界はもう今まさにすでに人手不足です。毎日ヒーヒー言っています。助けてください。笑
そのため、誰も入れない時間帯は社員が入ることになるので、どうしても休みを取ったり、残業を削るのは難しいです。
また、自分の所属しているお店ではなく、人が居ない店舗に勤務しに行くことがしょっちゅうあります。
これを応援と呼んでいます。
たとえ自分の店舗の人が潤っていても、他店舗に応援に行くので、結局残業ギリギリになります笑
※私の勤め先は「みなし労働時間制」を設けています。
みなし労働は30時間で、それ以上は別途残業代を支給することになるので会社側からは「なるべく残業30時間は超えるな!」と言われています。
そのため、残業が30時間超えそうなことを残業ギリギリと表現しています。
理由:⑤基本業務をやりながら管理業務もやるから
5つ目の理由は、基本業務をやりながら管理業務もやるからです!
基本業務と管理業務がどんなことをやるのかは後で書きます!
簡単にいうと、接客、販売をしながら、アルバイトさんの教育や店舗の管理もしてます!
例えば先日は、お客様が来店した時ドリンク作成をしながら、水道の蛇口の修理をしていました笑
「お客さんきた!ドリンク作らなきゃ!」
「…よし水道の蛇口解体するぞ…ってまたお客さんきた!」
という感じでてんてこ舞いでした笑
具体的な一日のスケジュール
お待たせしました!ここからは、リアルな一日のスケジュールを[早・中]と[中・遅]の2つのパターンで紹介します!
■具体的な一日のスケジュール[早・中]
5:00 起床
5:30 出社
6:30 勤務開始、開店準備
7:00 開店
8:30 朝ピーク
9:00 休憩(30分)
12:00 昼ピーク
13:00 休憩(30分)
16:00 退社
17:00 帰宅
■具体的な一日のスケジュール[中・遅]
10:00 出社
11:00 勤務開始、ピーク前準備
12:00 昼ピーク
14:30 休憩(30分)
17:00 締め作業開始
18:30 休憩(30分)
21:00 閉店準備
22:00 閉店、閉店作業
22:30 退社
23:30 帰宅
24:30 就寝
このように、拘束時間が長めで、朝早く夜遅い勤務が特徴となります。
また、人がいなければ、[早・中・遅]と、開店から閉店まで勤務する日もあります。(そのようなシフトを「通し」と呼んでいます。)
まとめ:勤務時間が長くて不定期なので、カフェのお仕事は、体力に自信のある方にオススメ!
今回は、カフェでの一日の勤務の流れをご紹介しました。
「この勤務体系だと私にはちょっとキツそうだな…」
「これくらいなら、自分は大丈夫そう!出来そう!」
と各自、意見が分かれるかと思います。
みなさまの意見はいかがでしょか?
勤務体系以外に仕事内容も、ずっと動きっぱなしで立ちっぱなしだったり、重たいものを持ったりするので、体力勝負な部分が大きいです。
「体力には自信がある!」「身体を動かすのが好き!」「落ち着いてるより、忙しい方が楽しめる!」という方には本当にオススメできるお仕事です!
今回の記事が少しでも、カフェでのお仕事を知りたい方や、検討している方の参考になれば嬉しいです♪
最後までご覧いただきありがとうございました♪
