テーマ
はい!題名、盛っちゃいました!
彼女いない歴、驚異の45年間を達した僕がモテモテを語るなよっ!って話ですが・・・
ま〜モテモテはともかく、グラトリの腕はそこそこ立つので、そこはご安心ください!
この記事はグラトリを始めたい人や上達したい人に向けて、僕のフェイバリットトリック『f180+SWb180』を前編・後編の2回に分けて詳しく解説します。
僕の教えるグラトリの強みは『力に頼らなくてもトリックが出来る』ところで、次の利点があります。
- 身体能力が平凡でもトリックができる。
- フリーランの自然な流れで、トリックができる。
- 両手が自由に使える。
- 老いで身体能力が低下しても、トリックができる。
- 滑走速度のロスが小さいから、仲間とのフリーラン中にやっても遅れない。
僕が25年かけて培った『力に頼らないグラトリ』を、みんなに伝授できればいいなぁと思い記事にしました。
少しでも多くの人が、グラトリの魅力にハマってくれたら嬉しいです。
こんな人に読んで欲しい
この記事は、次のような僕と同じ人種に向けて書きました!
- 力に頼らないグラトリをマスターしたい人
- 中年サラリーマンからグラトリ をマスターしたい人!
- 身体能力は平凡だけど、地道な努力が得意な人!
- グラトリがほんと〜に大好きな人!
僕のグラトリを引き継いでくれたら嬉しいです。
僕も頑張って記事を書くので一緒に頑張りましょう!
プロフィール
のんです!僕はこんな人間です!
- スノーボード歴25年です。
- 本格的にボードにのめり込んだのは、中年直前の28歳の頃です。
- 身体能力は平凡ですがグラトリ腕をコツコツ磨きました。
- グラトリにめちゃ!こだわりあります!
自己紹介としまして動画を用意しました。お手隙の際にでも観てみて下さい。
注意点
僕としては中級者や上級者の人達には、初心者に優しいグッドマナーなスノーボーダーを目指して欲しいです。
「どけどけ〜!上級者様のお通りだー!」的な滑りはかっこ悪いと思いますね。
心身ともに上級者を目指して欲しいです。
また、最初のうちは広くて、混み合っていない場所で練習して下さい。あと、後ろを滑る人に配慮して下さい。まー、転ばない自信がなければ、30メートルくらいは後ろに人がいない状態で練習して下さいね。
スタンス
スタンスは断然、ダックがいいです!大丈夫!慣れます!
なぜダックかというと、
グラトリは前向き・後ろ向き・横向き・しゃがみ・プレス・エッジ乗りなどなど、乗り方が様々でそれら全てにバランスよく対応できるスタンスだからです
僕の持論はグラトリだけじゃなく、パイプ・ジブ・キッカー・フリーランこれら全てに最も有効なスタンスと考えています。唯一の欠点は後ろ足の膝と足首付近の靭帯に負担がかかり、痛める可能性があることですかね。
また、スタンス幅は肩幅より少し広いくらいが良いと思います。狭いとグラトリはやりにくいです。
すぐには広い方がやりにくいかもですが、グラトリ歴25年の僕からしたら、最終的にスタンス幅が広い方が断然やりやすいと思います。
グラトリが上手くなりたい人におすすめなのは、ダックで幅広ですね。

トリック解説
f180+SWb180を解説します!

まず、ボードの回転にはフロントサイドとバックサイドがあります。
■レギュラースタンスの人(またはグーフィースタンスのスイッチ)
反時計回転→フロントサイド
時計回転→バックサイド
■グーフィースタンスの人(またはレギュラースタンスのスイッチ)
時計回転→バックサイド
反時計回転→フロントサイド
そしてf180+SWb180トリックとは、
フロントサイド方向に180度の回転を行い、さらにスイッチスタンスでバックサイド方向(同じ回転方向)に180度の回転を行うトリックのことですね。
つまりこれです↓
すみません。あまり分かりやすい映像じゃなくて・・・
あと、「180が回りきれてないんじゃね〜!」って思った人、正解です!
でも、僕のグラトリのこだわりは『さりげなく』and『滑りの流れを止めない』ことなんですよ。
この2点には”ドライブ”が超有効手段なので、みなさんも是非ドライブを利用して下さい。
まずはドライブで
そもそもドライブは前章のようなリカバリーだけでなく、新しいトリックにチャレンジする時にも有効です。
これは全ての回転系グラトリに言えることです!力強く言います。
新しいトリックチャレンジは、まずドライブで!

さて、散々ドライブを語った後ですが、皆さんの中には「ドライブ??」って思ってる人もいると思うので、簡単に説明すると『板を面でズラすように回転させる動き』のこと。
まー、本当はもっと色んな動きがあるんですが、ここではこのように覚えて下さい。
さてそれでは、まずドライブで練習することのメリットについて説明します。
- トリックイメージが具体的になる!
トリックが出来ない人はイメージが出来てない人が多いです。まずは具体的なイメージを掴むことが成功への一歩です。 - 割と安全!
ドライブは常に板が雪面に接しているので安定していて、割と安全です。まー、絶対コケないとまでは言えないので、そこは注意して下さい。 - 回りきれる!
大抵の場合、トリックの最初のハードルは回り切れないことです。それがドライブなら回り切れます。 - 流れを作りやすい!
最も大切なのは流れです!ボードは滑るスポーツですから、流れがないとダメっすね!流れにとことんこだわって下さい。
僕に言わせるとドライブテクを磨くのが、グラトリ上達の近道ですね!
意識してほしいポイント
『滑りの流れを止めないこと』の重要性を語りましたが、もう1つ重要なことを伝えます。
それは『メリハリをつけること』です。
具体的には180と180の間に(時には90で)、”間(ま)”を置いて下さい!
これを聞くと『滑りの流れを止めない』って言ったり『間を置いて』って言ったり、「どっちなの!?」って思った人、いい疑問です!
音楽を想像して下さい。クライマックス前にある間!
ダンスを想像して下さい。激しく動いて〜からの決めの停止(間)!
どうですか?想像できましたか?
この2つの”間”に『流れが止まった』って感じる人は、ほとんどいないでしょ?
そう!それが流れのある”間”です!
シビれるくらいのカッコイイトリックには”間”が重要なんです!
これがトリックにメリハリを生み、スパイスとなるのです。
練習の時も、本番の時も(なんの本番?って言わないで)”間”をいつも意識して下さい。

次は飛んで見よう!
正直なとこ、僕はここまできたら飛べなくても立派なトリックだと思います。
何しろ、ひとまずこれで色々と遊べます。
コツを説明します!
- 自然の力に逆らわない!
滑る板(重力・慣性力)に逆らわずに飛んで下さい。 - 雪面に圧をかける!
間を置く時に雪面を踏み、雪面の圧を感じて下さい。 - 圧の返りを利用せよ!
間から次の動きに入る時、解放した圧に逆らわず飛ぶ。飛び方を選べるのはもう少し先です。まずは力一杯飛ばずに、圧で飛ぶことを学びましょう! - 斜面の落差を利用しよう!
ボードは基本的に斜面を下ります。下るということは落差があるってことです。つまり、落差を意識すれば低く飛んでも滞空時間で回ります。
ここで回し切れない人!まーそんなもんです!諦めちゃダメです!
何しろ、偉そうに教えている僕だって回りきらないこと有りますよ!
でも、そんな時に大切になのは『さりげなく』and『滑りの流れを止めない』ことなんですよ。
なので、回りきらなかった時は常にドライブ!決して流れを止めないで下さい!
色々話したので、今日はここまで!
ここまでで分からないことがある人は、どしどしコメント欄で質問して下さい!
後編も読んでくれたら嬉しいです。
