DIYで池のろ過装置を作るためのポンプとろ過材の選び方|初心者向けの解説



はじめに

DIYで庭の池を作ったら、水の質を保つことが次のハードルです。そのためには池のろ過装置を作ることが重要になります。本記事では、DIYで池のろ過装置を作るために必要なポンプとろ過材の選び方について、解説していきます。ぜひ参考にして、自分だけの素敵な池を作ってみてください!



この記事はこんな人向けに書きました

  • DIY初心者の方
  • ポンプの選び方が知りたい方
  • 池のろ過装置に興味がある人
  • 池を美しく保ちたい人



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注意点

DIYは”Do It Yourself”=「自分でやろう」という意味です。DIYを実施する場合、全ては自己責任でお願いします。

ポンプの選び方

DIYで作る池のろ過装置に必要なポンプを選ぶ際には、以下のポイントに注目することが大切です。

流量について

流量は、池の大きさや魚の数に合わせて適切なものを選びます。ポンプの流量が少なすぎると、汚れた水を十分にろ過できずに水質が悪化する恐れがあります。

揚程について

揚程は、ポンプが水を汲み上げる高さに合わせて選びます。ポンプの揚程が不足していると、池の底にたまった汚れた水をろ過できなくなります。

静音性について

ポンプは基本的に24時間運転するため、動作音に対する近隣住民への配慮が必要です。静音性の高いポンプを選ぶことで、運転時の騒音を抑えることができます。

電源周波数について

日本では一般的に関東50Hz、関西60Hzです。ポンプの動作不良や故障の原因となることがあるため、正しい周波数のポンプを選ぶことが必要です。

以上のポイントに注意しながら、DIYで作る池のろ過装置に適したポンプを選びましょう。

ポンプ選定の計算

ポンプを選定するための計算方法を説明します。

コイを飼う場合は循環回数が重要になります。ざっくり言うと循環回数とは、1時間で池の水を何回入れ替える能力があるか?のことです。循環回数は一般的に1時間あたり2〜5回とされています。(※諸説あります)

ただし、これはあくまで目安であるため、実際に飼育しているコイの状態や水質を定期的に測定し、必要に応じてポンプの流量や運転時間を調整することが重要です。

また、揚程については『池の深さ』と『ろ過部の高さ』を考慮して選ぶ必要があります。

計算例(僕の場合)

僕の場合はコイの数を控えめにしようと考えたので、設計条件として循環回数を2回と少なく設定しました。また、最大揚程については多少余力が欲しいので安全率1.5としました。※安全率とは余力のことだと考えてください。

  <設計条件>
    池の水量:1200リッター
    循環回数:2回以上
    池の深さ:0.6m
    ろ過部の高さ:0.8m
    安全率:1.5
    電源周波数:関東で使用できること
    静音性:優れていること

  <計算及び検討結果>
    必要流量=1200L×2回/h=2400L/h
    必要最大揚程=(0.6+0.8)×1.5=2.1m
    電源周波数:50Hz対応のこと
    静音性:水中で使用可能なこと。

『計算及び検討結果』と『アマゾンレビュー高評価』を条件にネットでどのポンプにするか検索し、エルエンスタジオ製「LNSTUDIOシリーズ」の流量3000L/hタイプに決めました。製品仕様は以下の通りです。

  <選定した製品の仕様>
    流量:3000L/h
    最大揚程:2.8m(安全率2)
    電源周波数:50Hz/60Hz対応
    静音性:水中及び陸上で使用可能
    アマゾン評価:星4つ

記事の最後にエルエンスタジオ製「LNSTUDIO」のリンクを張っておきます。

ろ材の選び方

ろ材の選び方について解説します。

物理フィルタについて

物理フィルタにはウールやコットン、スポンジなどがあります。ウールは丈夫ですが、微粒子の除去には限界があります。スポンジは有機物分解に優れますが、水の流れが遅くなりがちです。一方、コットンフィルターは比較的丈夫なので繰り返し長く使え、微粒子の除去効果も高いです。(あくまで僕の感想です)

記事の最後に僕のオススメはコットンフィルターです。参考までに、僕が使用しているコットンフィルターのリンクを張っておきます。

化学フィルタについて

化学フィルタの代表的なものは活性炭タイプです。このフィルタは物理フィルタでは除去できない微小な有害物質を効果的に除去できるため、水質の改善に効果があります。ただし、交換時期の管理が必要です。

記事の最後に僕が使用している化学フィルタのリンクを張っておきます。これは値段が安くオススメです。

生物ろ材について

生物ろ材にはバイオボール、ポリエステルフィルター、セラミックなど様々な種類がありますが、僕のがおすすめはセラミックです。

セラミックは表面積が広く、通気性に優れているため、バクテリアの付着がしやすく、水槽内の有害物質を分解する能力が高いです。また、耐久性が高く長期間使用できるため、コストパフォーマンスも良いです。

ちなみにろ材を取り出して清掃する場合は、微生物の破壊を防ぐため、水槽内の水を使って行うことが望ましいです。

記事の最後に僕が使用しているセラミックろ材のリンクを張っておきます。値段が安くオススメです。

まとめ

DIYで池のろ過装置を作る場合、ポンプとろ過材の選び方には注意が必要です。池のサイズや水量、魚の種類、維持管理のしやすさなどを把握して、適切なポンプとろ過材を選ぶようにしましょう。

 

 
のん
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かい
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以下が使用部品の購入先のリンク情報です。なお、PCでうまく表示されない場合は、スマホで表示させてみて下さい。

ポンプ(吐出量3000L/H 最大揚程2.8M)

生化学フィルタ

コットンフィルタ

セラミック濾過材


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