はじめに
こんにちは!かいです! みなさんは、「帯祝い」をご存知ですか? 簡単にいうと、戌の日に行う安産祈願の風習です!私は、東京の「水天宮」でお参りしました!
今回は、帯祝いで「水天宮」に行った体験談と、帯祝いで有名な神社の紹介をしていきます!
【この記事でわかること】
・帯祝いとはなにか
・帯祝いはなにをするのか
・帯祝いで有名な神社
「戌の日」「帯祝い」とは
戌の日
戌の日とは、干支の「戌」に当たる日のことで、12日に1度訪れます。例えば、1/1が子の日だったら、1/11が戌の日です。次の戌の日は、12日後の1/23になります。
2022年・2023年の戌の日は以下の日程です。
2022年 | |||
4月 | 3日(日) | 15日(金) | 27日(水) |
5月 | 9日(月) | 21日(土) | |
6月 | 2日(木) | 14日(火) | 26日(日) |
7月 | 8日(金) | 20日(水) | |
8月 | 1日(月) | 13日(土) | 25日(木) |
9月 | 6日(火) | 18日(日) | 30日(金) |
10月 | 12日(水) | 24日(月) | |
11月 | 5日(土) | 17日(木) | 29日(火) |
12月 | 11日(日) | 23日(金) | |
2023年 | |||
1月 | 4日(水) | 16日(月) | 28日(土) |
2月 | 9日(木) | 21日(火) |
帯祝い
帯祝いとは、妊娠5ヶ月目(妊娠16〜19週)の最初の戌の日に、腹帯を巻いて安産祈願をする風習です。 この時巻く帯は「岩田帯」と呼ばれ、赤ちゃんが岩のように頑丈で強くなるようにという願いが込められています。
帯祝いは、なぜ戌の日なの?
犬はお産が軽いから
帯祝いが戌の日に行われる理由は、戌(犬)はお産が軽く、一度にたくさん子を産むからです。そのため犬は「安産の守り神」とされています。
同じ理由で、子の日や酉の日で帯祝いするのも縁起が良いとされています。
必ずしも戌の日でなくてもOK
帯祝いは「戌の日にお祝いする」とされていますが、もちろん戌の日にこだわらなくてもOK。理由は以下の通りです。
- 戌の日を外してお参りに行くと空いている
- 一年中、安産祈祷を受け付けている神社・寺社が多い
- 大安や、子の日・酉の日など他にも縁起が良いとされている日がある
仕事などで予定を合わせづらい時・体調がすぐれない時は、無理せず行ける日にお参りしましょう♪
帯祝いはどうやるの?
当日の流れ
帯祝いの大体の流れは、
参拝→祈祷→授与品の受け取り→会食→腹帯を巻くです。
初穂料は約5,000円〜10,000円です!
もちろん、「祈祷はしないで参拝だけ」「食事会は無し」などご自身の体調や都合に合った行程で行いましょう。
服装について
服装は、正装でなくてOK。 しかし神様の御前なので、露出の多い服やサンダルなどカジュアル過ぎる服装は控えるようにしましょう。 また、神社・寺社は足下が悪い・段差がある場所が多いので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです!
帯祝いの腹帯について
祈祷の時に、腹帯も一緒に祈祷してもらいます。
持参する場合は、サラシでもガードルタイプでもOKです。
また、有名な神社・寺社だと現地で購入することもできます。
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価格:3,080円 |
神社・寺社を決めるポイント
帯祝いをする神社・寺社を決める時は、以下のポイントをチェックしてみましょう。
有名な場所か
有名な場所だと、祭られている神様が安産と関係があったり、由緒ある場所であることが多いです。 有名な神社・寺社で参拝して、しっかりご利益を得ましょう♪
また、同じ「安産祈願」で有名な神社でも各神社・寺社で祭られている神様が違います。例えば、「子どもの守護神」や「家族の神様」、「水の神様」、「こうのとり」など……自身の考えに近い神様のところへお参りに行くのも楽しそうですね♪
自宅から行きやすいか
妊娠5ヶ月だと、まだ体調が安定していない可能性があります。また、出産1ヶ月後に行う「お宮参り」を帯祝いと同じ神社・寺社で参拝したい場合もあります。 産前も産後も、無理なく行ける場所でお参りしましょう。
電車で行く場合は駅近な場所がおすすめです。 車の場合は駐車場の有無を確認しましょう。
祈祷の仕方・授与品の内容
祈祷の仕方や、授与品の内容は神社・寺社によって違います。
「家族も一緒に祈祷を受けたい」
「代理祈祷OKな場所が良い」
「現地で腹帯が購入できると嬉しい」
と、祈祷の仕方に希望がある場合は事前に調べたほうが良いです。 祈祷には予約が必要な場合があるので、そこも合わせて確認しましょう♪
敷地の大きさ・設備
例えば、敷地が大きいとゆったりお参りできる一方で、出入口から社殿までの距離が遠かったり、お手洗いに行きづらかったりします。その逆も然りです。
また、上の子や親戚や友人の子どもなど、一緒に参拝に行く人に赤ちゃんがいる場合は、おむつ台や授乳室がある場所を選ぶのもありです。
「安産祈願」で有名な神社・お寺
関東エリアにある「安産祈願」で有名な神社・お寺を4つご紹介します♪
水天宮(すいてんぐう):東京
東京で一番「安産祈願」で有名な神社です。駅近でアクセス良好◎敷地はコンパクトで参拝しやすいです。
また、その場にいなくても名前を読み上げて祈祷してもらえる「お預かり祈祷」があります。お預かり祈祷は、郵送で申し込みも可能です。
神社周辺には「コレド室町」や「甘酒横丁」など遊べるスポットが多いという魅力もあります。
公式サイトはこちら
大巧寺(だいぎょうじ):神奈川
素朴で厳かな雰囲気を持つ由緒あるお寺です。
お守りに名前等記入して、そのお守りを出産予定月の月末まで毎日祈祷してもらえます。申し込みは、家族など代理の方が神社に直接申し込んでもOKです。郵送申込もできます。
四季の花を楽しめる素敵なお寺です。
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千葉神社(ちばじんじゃ):千葉
鮮やかな朱色の立派な社殿がある神社。厄除けでも有名です。 水にゆかりのある「妙見様」を祀っています。
公式サイトはこちら
川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ):埼玉
縁結びや七五三で有名な神社です。鯉の形をしたおみくじがあったり、夏は風鈴を飾ったりなどレジャー要素があります。
安産にご利益があるとされる「柿本人麻呂神社」や「戌岩」があるのが特徴です。
公式サイトはこちら
実際に水天宮で帯祝いしてきた!(2021/12/28)
帯祝いレポ
私は戌の日当日に、東京の水天宮へ帯祝いをしに行きました! この日の予定は、参拝→会食。祈祷は「できたらやる」という心持ちでした!
メンバーはかい・のん・かい母・かい祖父・のん父・のん母の6人! この日は普段の感謝を伝えるために、会食を予定していたため家族で行きました!
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」で集合し、徒歩1分… 出入り口にある階段で、行列が待ってました^^;
この日は平日でしたが、戌の日当日&ギリギリ年末だからか、グループで来てる人が多く、激混みでした。 本殿で参拝をして、子宝いぬをなでたら、「よし!帰ろう!」となりました^^;

「祈祷しないの?」と聞かれましたが、水天宮では戌の日に祈祷を受けれるのは妊婦1名のみ。 (普段は、祈祷を受ける本人と付き添い1人の2名までOK)
今回は大人数で来ていたのと、混雑で人酔いしてしまったのとで、「お預かり祈祷」にしました!

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祈祷申込を終えたら、お次は会食(^^) 今回はあなご専門店「日本橋 玉ゐ」に行きました!
・あなごの仕上げには「煮上げ」「焼き上げ」の2種類がある
・ひつまぶしの様な“一度で三度美味しい“食べ方ができる
・あなご専門店だからこそ味わえる質の良いあなごと調理技術
本当に美味しいです。うな重に似ていますが、うなぎよりもさっぱりしていて良い意味で軽やかさがあります。
本当にオススメなので、機会があればぜひ♪
公式サイトはこちら
水天宮に行った感想
今回帯祝いで水天宮に行って、「さすが有名な神社だな」と思いました。子授かりと安産に特化していて、とても満足度の高い安産祈願ができました。
立地の良さも水天宮の魅力です! 駅から徒歩1分〜8分でアクセスは最高に良いです。また神社周辺にはお店がたくさんあるので、参拝後も楽しめます♪
一方で、戌の日は本当に人が多くて、狭い敷地内は人口密度が高かったです。また、戌の日の祈祷は妊婦さんしか受けれないので、家族も一緒に祈祷したい場合は要注意です。
後日、戌の日以外の平日に参拝に行きましたが、とても空いていたので日にちをずらすのもありだと思います!
混雑を除けば水天宮での帯祝いはとても充実したのでオススメです◎ 私は、お宮参りも水天宮に行きたいです!
まとめ 妊娠中にしかできない、日本独自の風習「帯祝い」を楽しもう
今回は、戌の日の帯祝いについてと、東京の「水天宮」での帯祝いレポをお伝えしました!
・帯祝いとは、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に祈祷を受けた腹巻きをして安産祈願をする風習
・帯祝いの流れは、参拝→祈祷→授与品の受け取り→会食→腹巻きを巻く 必ずしもこの流れでなくてOK
・神社・寺社を選ぶ決め手は ・有名な場所か ・自宅から行きやすいか ・祈祷の仕方、授与品の内容 ・敷地の大きさ、設備が整っているか
・水天宮での帯祝いはオススメ◎
しかし、戌の日は人手が多かったり祈祷に制限があるので事前に調べたほうが良い
帯祝いの時期は、やっと安定期に入って、心も体も少し余裕が出る時期だと思います。ぜひ妊娠中の今しかできない素敵なイベントを楽しんでください♪
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
