【マタ活日記】涙あり笑いありの出産・育児エッセイ



はじめに

こんにちは!かいです!今回は川上未映子さんのエッセイ「きみは赤ちゃん」をレビューします!
結論この本は、泣いて笑って楽しく読めるだけでなく、出産・子育てが楽しみになる本ですこんなに笑って本を読んだのは久しぶりでした!
本当に良書なので、おすすめポイントをレビューします♪

 



著者のプロフィール

以下が著者、川上未映子さんのプロフィールです!
  • 2008年、『乳と卵』で芥川賞受賞
  • その他多くの作品が、様々な賞を受賞
  • 2019年発表の「夏物語」は、現在40カ国以上で刊行が進められている

川上さんは人生経験が豊富で、とても魅力的な方です!気になった方はぜひ本を手に取り、裏表紙を見てみてください!

 



本の内容

35歳で初めての出産をした著者が書く、涙あり・笑ありのエッセイです。
妊娠・出産で誰もがする経験が、著者のセンスに溢れた人柄と視点で書かれています。
 

この本を読むメリット

笑いながら、感動しながら読み進められる

この本は、活字しかないにも関わらず、涙いて笑って読めます

内容がユーモアに富んでいて、苦労話すら面白おかしく表現されています!川上さんの、飾らない関西弁と関西のノリがまた面白くて、活字をどんどん追いたくなる本です!

一方で、多くの方が出産・子育て中に感じるであろう苦悩や不安が、上手に言語化されています。思わず感情移入して涙がにじむでしょう。

感情が何度も揺さぶられる、ジェットコースターのような本です

 

妊娠・出産・育児の大変さがわかる

妊娠から1歳の誕生日までの主な出来事が、具体的に書かれています。

著者である川上さんは、ご自身の経験を楽しく表現しているだけではありません。読み手が想像しやすいように、わかりやすく表現されています。

おかげでこの本は、初産の私にとって参考書にもなりました

 

子どもがいる生活が楽しみになる

「子どもは大変だ!」というマイナスイメージが和らぎます。
正直、子育ては大変そうです笑本でも、子育て中の苦労がてんこ盛りに書かれています笑
しかし、苦労以上の喜びや価値がたくさんあることも伝わってきます。私は子育てに「上手くできるかな…」「嫌になったりするのかな…」と不安しかありませんでした。
この本を読んだおかげで、「我が子の成長は、なんてドラマチックなんだろう」と子どもとの生活が楽しみになりました♪
 

この本がくれた思い

様々な“先入観”が無くなる日を願う

本書では、様々な“先入観”が出てきます。例えば

  • 男は仕事、女は家庭
  • お腹を痛めて産んだ子は可愛い
  • 3歳までは一緒にいてあげた方が良い

など…。
著者が「お腹を痛めて産んだ子は可愛い」という考えを「痛み信仰」と呼んでいるところは一興です笑

 

私も、妊娠してから上記のような意見を言われる機会が増えました。「そんな事ないんじゃないか」と反発したい一方で、「やっぱりそうした方がいいのかな?」と不安になったりします。

そして結局「みんなは、どうしているんだろう」と、世間一般と同じ行動を取りたい自分がいます。

 

しかし、周りがどうするかではなく、自分と子どもがどうしたいかが一番大事です。
 
その点、著者は仕事面・金銭面共に自立した女性です。はびこった概念に、いち早く疑問を抱いて発信しています。その強さ、本当に格好良くて憧れです。
 
時代は多様性を認める流れで、良い方向に進んでいます。この調子で“先入観”も軽減されて欲しいです。そしてもっと多くの女性が気兼ねなく、自由に自分の道を選択して、輝ける世の中になるといいなと思います。
 

お金がかかるからこそ、事前準備や工夫が大事

本書では、出産・育児にかかる費用についても触れています。以下、妊娠中の著者が、赤ちゃん用品店に行く場面の引用です。

「おむつとミルクとベビーカーとベビーベッド以外で必要だと思えるものをとにかく買って車につめこみ、お会計は7万円ほど…」
引用:川上未映子(2014).  きみは赤ちゃん 株式会社文藝春秋出版
 
高っ!!!7万…((((;゚Д゚)))))))
 
かいにとって、7万は2ヶ月分の変動費。大金すぎてわななきました((((;゚Д゚)))))))
 
てか7万ポンって…さすが芥川賞作家夫婦さん…。私たちより、資金力のレベルが2桁違うんだろな
(川上さん、勝手を言ってすみません)
 
そもそも赤ちゃんのグッズって高いんですよね泣哺乳瓶の乳首も、乳首だけで一個300円〜700円です。それもわななきました。
 
我が家はジモティ・メルカリを駆使して、(おむつとミルクとベビーカーとベビーベッド込みで)7万円でした!
(なにを・いくらで・どこから入手したかを記事にしています↓)
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お金の使い方には、十人十色の価値観があります。
自分達にとって良いお金の使い方ができるように、情報収集・工夫が
だなと思いました!
 

1歳までの時間が楽しみ

「オニがおなかにやってきて、そして生まれてから今日までのこの時間は、誰かが、なにかが、わたしにくれた、本当にかけがえのない宝物だった。」

引用:川上未映子(2014).  きみは赤ちゃん 株式会社文藝春秋出版

この文章を読んだ瞬間、妊娠・出産・子育ての苦悩や不安が報われる思いでした。
我が子と過ごす最初の1年は、自分の人生でかけがえのない1年になるんだと信じることができました。
 
本書では、著者が初めての妊娠・出産・子育てで直面する苦労がたくさん語られています。それでもこの文章で締め括れるのは、心からそう感じるからでしょう。とても素敵なことです。
 
きっとわからないことだらけで、戸惑いながら、泣いて笑って過ごすあっという間の1年間。これから来るそんな1年間の後、この文章をもう一度読んだ時、心から共感できるといいなと思います。
 

おわりに

「きみは赤ちゃん」は妊娠・出産を経験するプレママさん、子育てを控えたプレパパさんなら読んで後悔しない本です!
何より、ユーモア溢れる内容で、楽しく読めるのが嬉しいところです!ぜひマタニティ生活や、育児生活の息抜きに読んでみてください!

 

 
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
 
 


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