はじめに
2年前の夏、それは・・・ とても、とても暑い夏でした。
なぜか暑い夏ほど、熱いことがしたくなる。
この記事はDIYで家の庭に池を作った。
熱い夏の物語の第3話です。
第1話はこちら
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はじめに 2年前の夏、それは・・・ とても、とても暑い夏でした。 なぜか暑い夏ほど、熱いことがしたくなる。 この記事はDIYで家の庭に池を作った。 熱い夏の物語です。 この記事はこんな人向けに書きました 庭に池を自作したい人[…]
第2話はこちら
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はじめに 2年前の夏、それは・・・ とても、とても暑い夏でした。 なぜか暑い夏ほど、熱いことがしたくなる。 この記事はDIYで家の庭に池を作った。 熱い夏の物語の第2話です。 第1話はこちら↓ [sitecard subtitl[…]
この記事はこんな人向けに書きました
- 庭に池を自作したい人
- DIYが好きな人
- 庭のリノベに興味がある人
注意点
DIYは”Do It Yourself”=「自分でやろう」という意味です。DIYを実施する場合、全ては自己責任でお願いします。
池底のコンクリート層の作成
第2話で底の整地が終わったので、次は池底を作る作業です。
この作業に必要な材料と道具には次のようなものがあります。
材料
- 砕石
- ワイヤーメッシュ
- 塩ビパイプ
- セメント
- 砂
- 砂利
- 防水剤
- 鉄筋
- コンクリートブロック
道具(必要なもの)
- トロ船
- スコップ
- 台秤
- 水準器
- 左官コテ
- コテ板
道具(あるといいもの)
- ミキサー
- バケツ
- ブルーシート
- ゴムハンマー
次は底に砕石を5cmくらい敷き詰め、さらにブロックで地面をバンバン叩き平らに固めます。
固めたら水準器で水平をチェックし、OKならワイヤーメッシュを池底の全面に敷き詰めます。
全面に敷き詰めるにはワイヤーメッシュを池の形に合わせてカットします。
カットには通常専用のカッターを使うけど、僕は持っていないのでディスクグラインダーを用いました。
ディスクグラインダーはエクステリアDIYにとって万能なアイテム。
ひとつ持っておくのがオススメです。
ディスクグラインダーに関する記事はこちらを参照。
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そして塩ビパイプを厚さ5cmにカットしてワイヤーメッシュを浮かせるスペーサにします。
ここに10cmの高さになるようコンクリートを流し込めば、ワイヤーメッシュがコンクリートの中央に埋め込まれることになります。
スペーサーを池底に配置しているところ
スペーサーを池底に配置したらワイヤーメッシュをその上に置きます。
その後、ワイヤーメッシュがズレないように気をつけながらコンクリートを流し込みます。
コンクリートは0.1m³敷き詰めるのに下記の配合としました。
砂86kg
砂利93kg
水16kg
防水剤2kg
ミキサーを使用する場合は家が汚れないようブルーシートで保護することをお勧めします。
ブロック積み
まずブロックを一度並べて、鉄筋を差し込む位置を決め、決めたらそこにドリルで穴を開け、鉄筋を差し込みます。
鉄筋に僕は相模大野ユニディーに売っていたφ10mmの太さのものを使いました。
相模大野ユニディーは業務用の品揃えが良く、カットするための道具が使えるところがナイスです。
次に一旦ブロックをどけて、ブロックを配置する場所に防水モルタルを均等な高さ5cmくらい盛ります。
防水モルタルは下記の配合で作りました。
砂30kg
水5kg
防水剤0.5kg
盛った防水モルタルの上に水準器で水平をチェックしながらブロックを並べ、水平が出ていなければゴムハンマーで高い方を叩き修正します。
ブロックが綺麗に並んだら、ブロックとブロックの継ぎ目に防水モルタルを詰め込みます。
ここで重要な点は、継ぎ目は強度が弱い部分なのでモルタルは
しっかり詰め込む必要があるんです。
このために木の棒などで継ぎ目の穴に押し込みながら行いました。
ちなみに「継ぎ目」と「鉄筋を挿入した穴」以外の穴の内、半分くらいは土を詰めました。
継ぎ目の隙間が広い場合はベニア板で蓋をするといいです
モルタルが固まったら土壁とブロックの隙間を土を詰め、木の棒などで土を
しっかり締めます。
隙間が残るとブロックで水の重さを支えることになるので、耐久性が低くなるからなんです。
2段目を重ねてからでは奥までしっかり入らなくなってしまうので、この作業は1段目のモルタルが固まるまで待ちます。
次に2段目のブロックですが、ここで少し失敗がありました。
それは、池底のコンクリートの厚みを厚くし過ぎてしまい、ブロックを2段重ねると周りの地面から少し飛び出てしまったんです。
仕方がないので2段目は半分の高さにカットしたブロックを使用することにしました。
これに合わせて鉄筋も10cmほどカットしました。(カットにはディスクグラインダーを使用)
そして1段目と同じ要領で2段目を積んでいきます。
池の壁作り
池の壁は、ブロックの表面に防水モルタルを垂直に塗る必要があります。
しかもただ塗るだけでなく、巣穴がない滑らかな表面(防水を取るため)でなくてはならないんです。
このモルタル左官作業が僕にとって最大の難関でした。
理由は、水分の重みでモルタルが下がり簡単に剥がれてしまうことに加え、
さらに池の壁は高さが30cmしかないので腰が
ひじょ〜につらい!んです。
家中の壁に漆喰を塗った僕ですが、それでもモルタルの垂直塗りには手こずりました。
二層目までの出来は非常に悪く、表面がザラザラしていました。
だが、三層目ではコツを掴み、仕上がりは少し反射するくらいのツルツル表面になりました。
どんなコツかというと、
モルタルを塗った後にジンワリ圧力をかけ
余分な水を追い出すことです。
これをやると驚くように垂直面に張り付きました。
専門用語でこれを”おさえ”というそうです。
これは二層目が固まった後の写真。この表面では状態が悪い。
底の仕上げ
さらに底を防水モルタルでコーティングします。
まー、壁のモルタル工事に比べこの工事ははるかに簡単!
難なくできました。
水漏れテスト
モルタルが固まったら水漏れテストを行います。
方法は簡単!
①池に水を貯める。
②1日放置する。
③水が減っていないかチェックする。
以上です。ちなみに僕の場合は三層目のおかげか一発合格でした。
水漏れテストの写真。水は池のギリギリまで入れるのが良い。
作業の完了
これで最大の難関「モルタル左官作業」は完了です。
ただし、作業は「装飾」「オーバーフロー」「濾過器」「アク抜き」「塗装」とまだまだあります。
では次回「庭に池を自作した話 その4 和風石のモルタル固定とアク抜き」をお楽しみに。
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