はじめに
こんにちは!かいです!「ママにいいこと大全 育児のうつヌケ95の習慣」という本を読みました!
結論、産後うつは、「行動」「睡眠」「食事」の3つから解消できるという内容です。本自体とても読みやすく、紹介されている産後うつへの対処法も実践しやすいものばかりです!
こんな人におすすめ!
この本は、以下の人におすすめです!
- 初産で子育ての経験がない人
- 手軽に実践できる知識を得たい人
- 活字しかない・文章量が多い本は苦手な人
子育て初級者にはちょうど良いレベルの知識が、わかりやすく説明されています。1つの知識ごとに見開き完結で書いてあるのと、余白やイラストが豊富で読みやすいです◎
反対に以下の方には向きません。
- 子育ての経験がある人
- 2人以上のお子さんを子育て中の人
- 親身になって寄り添ってくれる内容の本が読みたい人
特に本書にある最後のコラムは、amazonのレビュー欄にあるように、賛否両論な内容です。
子育てのしんどさや辛さをある程度経験されているママには、気に触るかもしれません。
著者はどんな人?
各章やコラムで書いている人が異なります。
どの方も実績があって、内容は十分信用できます!
■主な著者
- 「行動」小野陽子先生
産婦人科専門医、日本女性心身医学会認定医、女性医学会専門医。 - 「睡眠」愛波文さん
乳幼児睡眠コンサルタント。APSCアジア代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。 - 「食事」細川モモさん
予防医療・栄養コンサルタント。母子健康研究コーディネーター
本の内容・特徴
産後プチうつの解消法について「行動・睡眠・食事」を軸に書いてある
本書の内容は主に、「産後プチうつの解消法」です。
構成が「行動・睡眠・食事」の3つで分かれていて、読みやすいです。
解消法は、手軽で簡単な内容も多いから、産後うつへの不安が軽減されます。
デザイン性や豊富なイラストですらすら読める
大事な箇所は強調されていたり、余白がたくさんあったりと、見やすいデザインになっています。またイラストが豊富で、楽しく読み進められます。
2つのコラムは、新しい視点を得られる
「大人の発達障害」と「出産後の夫婦問題」について書かれた2つのコラムは、斬新な内容です。今まで自分の中に無かった切り口を得られました。
この本を読んで学んだこと
赤ちゃんと上手く付き合っていくには、ママの笑顔と健康が大切
赤ちゃん中心の生活で、ママが疲れてイライラしたら、赤ちゃんにとってもしんどいこと。
最初は、「赤ちゃんのために、ママは全てを犠牲にしなければならない」と思っていましたが、
本を読んで「赤ちゃんとママ、お互いのためにもまずママが積極的に自分を喜ばせることが大切」だと気づきました。
そこで、子育て中でも工夫できる部分が「行動・睡眠・食事」の“具体的なプチうつ解消法“=“ママが自分を大切にする方法“なんだと学びました。
実践したこと・したいこと
赤ちゃんの寝かしつけ
産後で自分が一番辛いと感じそうな事は、寝れないこと。
人間だもの、三大欲求には勝てないよ…
ということで、赤ちゃんが早期に・長時間“よく寝る子“になれば、自分のストレスも減るのではと思っています🤔
本には、「私でもできそう!」と思える寝かしつけ方法が書いてあって、とても希望を持てました。
しかも科学的な根拠も一緒に説明してくれてるからよりモチベUP⤴︎
また、ママ自身の睡眠の質を上げた方が良いとも書いてあるので、赤ちゃん頼みになるのではなく、自分も努力なり工夫したいです。
買いに行こうかなぁ
鉄分多めの食事
鉄が産後うつの解消に大きく貢献するとのこと。
元々貧血気味で、出産が貧血の時期になるタイミングなので「これはやらねば!」となりました。
食材は魚が良いらしいのですが、缶詰や瓶詰めでも良いと言ってくれるところがありがたいです…育児で時間に余裕がなくても取り入れられそうです♪レシピも紹介されています!
この本を読んで23歳年下妻が思うこと
個人的には、この本のコラムが自分にとって新しい切り口になりました。
大人の発達障害
ADHA、ASD、アスペルガー症候群、LDなど…
発達障害って子供の病気だと思っていましたが、もしかしたら大人の自分がそうかもしれないという概念は衝撃的でした。
チェックリストを見ると、当てはまる部分も多くて(^^;;
「これはワンチャン…?」と本気で焦ります(^^;;
でも、この「大人の発達障害」という言葉を知れたおかげで、
- 自分が完璧にできないことへの劣等感
- 自分より年上の人への期待
が軽減されて、気が楽になりました!
自分は「年上夫」のんに対して「自分よりもしっかりしているから」「自分より経験値が高いから」と勝手に期待を押し付けて、期待通りじゃないと勝手にガッカリして、相手を困らせてしまったかも知れません。
特に年の差が23歳と親くらいあるので、親に対して抱くのと同等の期待をしたでしょう(^^;;
もちろん、のんが発達障害だとは思ってません!
ただ、「完璧が無理なのは、大人も子供も同じ」だと思えたことが、大きな収穫でした!
パパイヤママ
子育てをする中で、パパが嫌になるママを「パパイヤママ」と呼び、産後の夫婦仲をどう割り切るかを説いているコラム。
「パパイヤになりたくないなー」と思いながら読んでました。
年の差23歳で子育ては、なかなかの冒険です。しかも子育ては2人とも初めてで、不安やイライラが出てくるでしょう。
しかし、息子に「パパとママの子で良かった」と思って貰えるように、夫婦で喧嘩はせず、心穏やかに過ごしたいです。
育児は楽しんで取り組むのが三方良しだと思うので、くだらないことで「パパイヤ」にはならないことを目指します!
おわりに
この本は、産後うつの解消方法について書かれた本です。
読むと、プチうつへの対策方法や、気持ちを軽くするための考え方が学べて、産後うつに対する不安が減ります。
初心者でもわかりやすい内容、そして読みやすい構成になっているので、本が苦手な方にもおすすめです♪
もし書店や図書館で見かけたら、パラパラと流し読みでも楽しめるので、ぜひ読んでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
