はじめに
こんにちは!かいです!今回は、産休開始〜手当をもらうまでの期間にどれくらいお金があれば安心かを調べてみました!
実際にかかる費用には個人差があるので、「何にお金がかかると考えたか」「どんな風に計算したか」を参考にして頂けると幸いです♪
産休・育休手当取得にかかる期間
それぞれの手当がもらえるまでにかかる期間は以下の通りです。
- 産休手当→出産から2〜4ヶ月後
- 育休手当→出産から5ヶ月後
なぜこんなに時間がかかるのか等、詳細を別の記事でまとめたので、よければ併せてご参考ください♪
はじめに
こんにちは!かいです!働くママがもらえる産休・育休手当はお給料の約2/3がもらえるなんて、とてもありがたい制度ですよね♪
一方で、これらの手当・給付金「いつ支給されるのかな?」と思ったことはありませんか?
実は、結構時[…]
手当給付までの期間に用意しておきたい費用
仮に、手当がもらえるまでの期間を出産から4ヶ月と想定します。その場合、以下にかかる費用を用意しておきたいです。
妊婦健診料
産休開始後〜出産の間、妊婦健診は大体5〜7回あります。1回の健診料は、平均3,000円〜7,000円程です。
健診料は、通う医療機関や補助券の割引額によって変わります。また、特別な検査を受けた場合はさらに高額になります。
分娩費用
分娩費用は、自然分娩だと平均50万円前後です。出産育児一時金を使うと、窓口で支払う自己負担額は8万円前後になります。
さらに自然分娩ではない場合、以下の費用が追加でかかります。
- 帝王切開・無痛分娩の場合:+10万円〜30万円
- 陣痛促進剤を使う場合:+4万円前後
※医療機関によって異なります
お七夜
お七夜は、赤ちゃんが無事7日間生き延びたことを喜び、今後の健やかな成長を祈る行事です。一般的なやり方は、お祝い膳を囲んで、命名式を行います。
一方、最近はお祝いのケーキを用意したり、手形・足形を取ったりと、お七夜のやり方は自由度が高いです。
お七夜の費用は、命名書をどうするかで大きく変わります。例えば、赤ちゃん関連のメディアサイトからダウンロードできますし、以下のような商品を購入する手もあります。
1ヶ月健診料
1ヶ月健診は、保険適用外です。平均費用は3,000円〜5,000円と言われています。
出産内祝い
出産内祝いは、もらった出産祝いのお返しの品のことを指します。金額は、もらったプレゼントの金額の半分が相場です。(半返し)
出産内祝いは、もらってから1ヶ月を目処に送ります。
お宮参り
お宮参りは、生後1ヶ月頃に、赤ちゃんが無事産まれたことを神様に感謝し、今後の健やかな成長をお願いする行事です。
かかる費用は、以下のものが挙げられます。
- 初穂料…平均5,000円〜1万円。
- 着物…購入の場合2万円〜20万円。レンタルの場合2,000円〜2万円。
- 食事代
- 写真撮影料…平均1万円〜4万円。スタジオ撮影か出張撮影かでも差がある。
お食い初め
お食い初めは、生後100日目に「赤ちゃんが一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行われる行事です。一般的に両家の祖父母を招待します。最近では、パパ・ママだけでお祝いすることも多いです。
お食い初めにかかる費用は、食事代が一人当たり3,000円〜5,000円です。
住民税
産休・育休中の住民税を、自分で会社や自治体に振り込む場合があります。
住民税をどのように支払えばいいのか、会社に確認を取りましょう。
固定費
手当・給付金が入るまでの間は収入がないので、その間の固定費は確保してあると安心です。例えば以下の固定費が挙げられます。
- 家賃
- 通信量(インターネット料金、携帯料金)
- 水道光熱費
変動費
自分自身にかかる変動費に加えて、赤ちゃんにかかる変動費も考慮しましょう。
- ミルク…完全ミルク育児の場合、1ヶ月7,000円〜1万円前後。個人差あり。
- おむつ…1ヶ月で5,000円前後。個人差あり。
- おしりふき…1ヶ月1,000円程
- 衣服
- おもちゃ
かいのん家の場合
我が家は、こんな予定で考えています。
項目 | 費用 | 手当給付(生後5ヶ月)までの期間にかかる費用 | 備考 |
【ベビー関連】 | 1回あたり費用 | 5カ月あたり費用 | |
妊婦健診 | ¥4,000 | ¥30,000 | 4,000円×7回 |
分娩費用 | ¥200,000 | ¥200,000 | |
1ヶ月健診料 | ¥5,000 | ¥5,000 | |
出産内祝い | ¥100,000 | ¥100,000 | 半返しで計算 |
お宮参り | ¥25,000 | ¥25,000 | 初穂料・食事・交通費 |
合計 | ¥360,000 | ||
【固定費】 | 1ヶ月あたり費用 | 5ヶ月あたり費用 | |
つみたてNISA | ¥33,333 | ¥166,665 | |
携帯料金 | ¥6,000 | ¥30,000 | |
住民税 | ¥9,000 | ¥45,000 | |
【変動費】 | |||
ミルク | ¥10,000 | ¥50,000 | |
おむつ | ¥5,000 | ¥25,000 | |
おしりふき | ¥1,000 | ¥5,000 | |
合計 | ¥64,333 | ¥321,665 |
※我が家は、家賃・水光熱費・食費はのん(夫)にお願いします。
※健診・分娩/イベント/内祝い/ミルク/おむつ/おしりふきは、予想です。
ネットで調べた、平均費用で計算しました。
私にとって5ヶ月間で必要な総額は¥681,665でした!
加えて、おもちゃ・衣類・医療費・娯楽費が加わるので、事前に手元に100万円位貯金があれば安心だなと思いました!
家賃・水光熱費・食費がある方は、その分も用意があると安心です!
使いたい手当・貸付制度
「急な帝王切開で分娩費用が高くなった…」「今すぐ必要な分のお金が足りない…」という場合に使いたい制度をご紹介します!
高額医療費制度
高額医療費制度は、医療機関や薬局で支払った金額が、ひと月の上限を超えた場合、超えた分を返してもらえる制度です。
【ポイント】
- 保険適用の医療費が対象
→食事代や差額ベッド代、無痛分娩費用など保険適用されないものは含まれない× - 上限額は、年齢・収入によって異なる。
年収 | ひと月の上限額(世帯ごと) |
年収約1,160万円〜 | 252,600円+(医療費−842,000)×1% |
年収約770万円〜約1,160万円 | 167,400円+(医療費−558,000)×1% |
年収約370万円〜約770万円 | 80,100円+(医療費−267,000)×1% |
〜年収約370万円 | 57,600円 |
住民税非課税者 | 35,400円 |
出産費貸付制度
出産貸付制度は、出産育児一時金(一人当たり約42万円もらえる給付金)がもらえるまでの期間、出産にかかる費用を無利子で借りられる制度です。
【ポイント】
- 協会けんぽ・船員保険に加入している人が対象
- 妊娠4ヶ月以降で一時的な支払いが必要な人、出産予定日まで1ヶ月以内の人が対象
- 出産育児一時金が返済金に充てられる
出産手当金を、産前休業分と産後休業分に分けて申請する
産前と産後の休業手当を、分けて申請することで、産前休業分は早めにもらえます。(出産約2ヶ月後)
この場合、会社の証明は毎回必要ですが、医療機関からの証明は最初の一回だけでOKです。
しかし、複数回に分けて申請できるかどうかは会社や健康保険によるので、事前に相談しましょう◎
おわりに
今回は、収入がない間にかかる費用と、用意しておきたい資金についてでした!参考になると嬉しいです♪
・手当金の給付は出産から2ヶ月〜4ヶ月後にされる
・手当金を受け取るまでの間に必要な費用を把握した方が良い
・手元に100万円あると安心
・お金がないときに使える制度がある
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
はじめに 出産育児や家計の支出など、お金に関することは誰にとっても気になるところですよね。そこで今回は、お得なクレジットカードの活用方法から出産育児に関するお得情報、節約、副業、そして資金運用など、お金の話についてこれまで掲載した記事をまと[…]
